群馬県伊勢崎市 パミールをカバー工法 横暖ルーフs本体葺き
横暖ルーフS 本体葺き施工について
横暖ルーフSは、ニチハが製造する高耐久・断熱性に優れた金属屋根材です。軽量で地震にも強く、リフォーム(カバー工法)や新築どちらにも多く採用されています。ここでは本体葺きの施工工程についてご紹介します。
◆ 使用前の準備
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下葺き材(改質アスファルトルーフィングなど)が適切に施工されていることを確認
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軒先唐草・ケラバ水切り・谷板金・捨て板金などの役物を先行施工
◆ 本体の施工手順
① 軒先から本体を葺き始める
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最下段の本体をスターターとなる軒先唐草に差し込むように取り付け
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1枚ずつビス固定しながら、上下左右のかみ合わせを確認
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ビスは規定の位置にて、ビス頭が見えないようになっているため仕上がりが美しい
② 横方向に順次つなげていく
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本体同士のジョイントは嵌合式(はめ込み)で、確実に固定
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ジョイント部にシーリングが不要な構造だが、強風地域では防水補強のためのコーキングを行う場合もあり
③ 垂直方向に上へと葺き進める
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一段目が完了したら、次の段を上へと施工
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横暖ルーフSを1枚ずつしっかり重ね代を確認しながら設置
④ ケラバ側は水切りに本体を差し込み納める
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ケラバ部ではケラバ水切りに合わせてカットし、本体を差し込んで固定
◆ 施工後の確認ポイント
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働き幅にズレがないか(通りの確認)
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ビス浮き・締め忘れがないか
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水上側へのかみ合わせが確実にされているか
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ケラバ・棟際の納まり処理が適切か
◆ まとめ
横暖ルーフSの本体葺きは、製品の特性を活かしたシンプルかつ精度が求められる作業です。丁寧な施工が屋根全体の美観と性能に直結します。
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2025年5月31日 投稿者:小口
